乾燥工程
陶芸作品を作るうえでは、乾燥という工程がとても重要です。
自宅で陶芸作品を作ったことがあるという方なら経験があるかもしれませんが、形にした作品をしっかり乾燥させなければ、陶芸窯で焼いた際にひび割れを起こしてしまいます。
なぜなら、粘土のなかには水分が含まれており、熱を加えることで粘土の中の水分が蒸発して外に逃げ出そうとするためです。
陶芸作品の水分をなくすためにはさまざまな方法がありますが、最も良い方法とされているのが自然乾燥です。
一般的には、太陽の光がよく当たる場所に保管して乾燥させていきます。
ただし、作品の形が出来上がってすぐに太陽光に当てる際は、注意しなければならないことがあります。
それは、湿気を含んだ布を陶芸作品のかぶせてあげるということです。
出来上がった直後に太陽の光に当てると、粘土の中の水分が一気に蒸発し、ひび割れを起こしてしまう恐れがあります。
湿気を含んだ布をかぶせることで、粘土中の水分が一気に蒸発するのを防ぐことができますので、ぜひ実践してみてください。
また、寒さが厳しいときは作品が凍って割れてしまうことがあるため、凍らせないように十分注意しましょう。
ちなみに、水分は作品の上部からゆっくり蒸発していきます。
作品に触れていただければお分かりいただけるかと思いますが、上部の方は乾いていても、底に近くなるほど湿っている場合が多々ありますので、全体の水分がなくなっているかしっかり確認しましょう。
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